経営事項審査申請と入札参加の関係
「どのように安定的に工事を受注していくか?」「どうやって事業経営を安定したものとするか?」といった建設業者の経営環境について考えるとき、工事代金の回収が確実な「公共工事」の受注を検討することは、既にご存知のことと思います。
加えて、「公共工事」を受注するためには自治体ごとに行われる「入札」へ参加することが必要で、そのためには入札参加をしたい自治体への「入札参加資格審査申請」を経て、ランク(格付け)ごとに名簿に記載してもらわなければならないこともご存知でしょう。
この「入札参加資格審査(格付け審査)」には「主観的基準」という自治体独自の基準と「客観的基準」である「総合評定値通知書」に記載される「総合評定値=P点」の合計点によって行われます。
これら二つの基準のうち、「客観的基準」である「総合評定値通知書」をもらうための手続きが「経営事項審査(経審:ケイシン)」です。経営事項審査制度は、平成20年に大きく改正され、これが現在の制度の下地となっています。さらにその後も毎年のように改正が加えられてきました。
一方、民間工事は大手ゼネコンやハウスメーカーなどの建設業者を中心としたものへとシフトしています。地方の専門工事会社の受注競争はより厳しいものとなり、更なる受注機会の増大のため、公共入札参加へのニーズは高まっているものと推察されます。
このような法的・社会経済的な状況において、当事務所はどのように貢献することができるのか?公共工事の受注機会を増やし、経営力・競争力を高め、元気な建設業者を増やすことはできないか?日本の建設業界を活性化させるためにはどうしたらいいか?を自問してきました。
そうしてたどり着いた一つの答えが、この「経審・入札シミュレーター(経審事項審査・入札シミュレーション)」というサービスです。
(※あくまで当サービスでは「分析」を目的としており、経審結果、入札格付けを保証するものではございません。予めご了承ください。)
「経審・入札シミュレーター(経審事項審査・入札シミュレーション)」とは?
ここから、「経審・入札シミュレーター(経審事項審査・入札シミュレーション)」のサービスについてご説明します。
「経審・入札シミュレーター(経審事項審査・入札シミュレーション)」がご提供するサービス
「経審・入札シミュレーター(経審事項審査・入札シミュレーション)」がお客様へご提供するサービスは、主に、①総合評定値(P点)シミュレーション、②シミュレーション結果のフィードバック(分析)、③総合評定値(P点)改善レポート、④入札参加予定の自治体での格付改善レポート、の4つでございます。
- 総合評定値(P点)シミュレーション
- シミュレーション結果のフィードバック(分析)
- 総合評定値(P点)改善レポート
- 入札参加予定の自治体での格付改善レポート

総合評定値(P点)シミュレーションとは?
総合評定値(P点)シミュレーションとは、読んで字のごとくではございますが、「総合評定値=P点が何点になるか、という、経営事項審査の結果をシミュレーションするサービス」でございます。
お申込時に、「どの地域の自治体へ入札参加をしたいのか?」「その自治体でどのような格付け(ランク)を得たいのか?」といったお客様のご意向をお伺いした上で総合評定値(P点)のシミュレーションをいたします。
総合評定値(P点)のシミュレーション自体は、有料・無料のソフトが巷には多数あり、お客様それぞれが自社にて行うことも十分可能なものです。必要な情報を入力するだけで、直近の決算が何点になるのかを簡単に知ることができます。
では、なぜわざわざそんなことをサービス化しているのか?その理由ですが、「お客様の現時点での状況を把握するため」そして「より精度の高い分析をし、効果的な改善点のご提案をするため」です。
弊事務所のご提供する「経審・入札シミュレーター(経審事項審査・入札シミュレーション)」最大の強み・価値は、前記の「お客様の現時点での状況を把握し、精度の高い分析を通した効果的な改善点のご提案」にあります。
「経審・入札シミュレーター(経審事項審査・入札シミュレーション)」の持つ価値を最大化し、より満足度の高いものとするために欠かすことができないのが「総合評定値(P点)のシミュレーション」です。
シミュレーション結果のフィードバック(分析)とは?
「シミュレーション結果のフィードバック(分析)」では、「総合評定値(P点)のシミュレーション」においてシミュレーションした結果をひとつひとつの要素に分解して分析をします。
総合評定値(P点)の算出には、決算の結果だけでなく、工種ごとの売上高(完成工事高)や社会保険、地域への貢献度などの様々な要素を必要とします。「シミュレーション結果のフィードバック(分析)」では、これらの要素のひとつひとつを詳細に分析します。
総合評定値(P点)改善レポートとは?
「総合評定値(P点)改善レポート」では、「シミュレーション結果のフィードバック(分析)」を受けて、総合評定値(P点)の改善点を検討します。
このレポートで行われるのは、先の「シミュレーション結果のフィードバック(分析)」においての分析結果を踏まえ、お客様の経営上の「強み・弱み」をあぶり出し、総合評定値(P点)の改善点を見出すことです。
ここで発見される改善点は、総合評定値(P点)だけでなく、お客様の事業経営における課題の発見・改善にも役立つものであると自負しています。
入札参加予定の自治体での格付改善レポートとは?
「入札参加予定の自治体での格付改善レポート」では、先の「総合評定値(P点)改善レポート」と同様、「シミュレーション結果のフィードバック(分析)」を受けて、お客様が入札参加予定とされる自治体における格付け(ランク)を改善するための検討を行います。
このレポートで検討されるのは、「主観的基準」という自治体独自の基準と「客観的基準」である「総合評定値(P点)」から、「お客様の希望される格付けを得るためにはどうしたらいいか」という点です。
「経審・入札シミュレーター(経審事項審査・入札シミュレーション)」がご提供する価値
弊事務所のサービス「経審・入札シミュレーター(経審事項審査・入札シミュレーション)」が、お客様へご提供できる価値は「お客様ご自身の力で自社の未来を切り拓くことができるよう、現状を“見える化”する」ことにあると考えています。
企業経営における最大の課題は、「利益の最大化」です。利益を最大化させるためには、売上を大きくすることも大切ですが、自社の抱える問題点を発見し解決すること=無駄を省き効率化すること、も同じように大切なことです。
「経審・入札シミュレーター(経審事項審査・入札シミュレーション)」を通し、お客様の現状を“見える化”することによって、これまで漠然と感じていた経営上の課題を発見し、課題を解決するための具体的な行動を取れるようになるでしょう。
さらに、ここで発見される課題を改善していくことで、入札での受注機会の増加も見込めます。この相乗効果によって「利益の最大化」を実現する一助となれば、これ以上嬉しいことはありません。
「経審・入札シミュレーター(経審事項審査・入札シミュレーション)」のストロングポイント
「経審・入札シミュレーター(経審事項審査・入札シミュレーション)」をリリースするにあたり、このサービスがどのような結果をもたらすのか?どのような価値をご提供できるのか?ストロングポイント(強み)は何か?深く突き詰めてきました。
ここまで、「経審・入札シミュレーター(経審事項審査・入札シミュレーション)」のサービスについてご説明をし、その価値をお伝えしてまいりました。
そして、この章では「経審・入札シミュレーター(経審事項審査・入札シミュレーション)」のストロングポイント、つまり本サービスの強みをお伝えいたします。
「経審・入札シミュレーター(経審事項審査・入札シミュレーション)」のストロングポイント(強み)とは?

「経審・入札シミュレーター(経審事項審査・入札シミュレーション)」のストロングポイント(強み)は、①全国対応②セカンドオピニオンとしての利用が可能③短納期④書類丸投げでOK⑤経営力向上⑥¥49,800-(消費税込)継続利用割引あり、の6つです。
- 全国対応
- セカンドオピニオンとしてご利用が可能
- 短納期
- 書類丸投げでOK
- 経営力向上
- ¥49,800-(消費税込)継続利用割引あり
それぞれ詳しくご説明いたします。
全国対応
レポートのご納品をもってご依頼が完結できるため、時間・距離を問いません。
また、レポートのご納品は、
- データ(PDF)
- 印刷物(紙)
のどちらでも可能です!
なお、弊事務所でも経営事項審査手続の代理が可能ですので、お気軽にご利用くださいませ。(※遠隔地の場合、報酬と別途交通費及び出張日当を申し受けます。)
セカンドオピニオンとしてご利用が可能
前項と同様ですが、レポートのご納品をもってご依頼が完結できるため、今お客様がご依頼の行政書士とバッティングしません。
加えて、今までとはちがった視点での分析やアドバイスを受けることができるため、お客様の経営方法や判断に新たな価値観を持ち込むことができます。
短納期
お申込み時に弊事務所よりお客様へ必要書類をお伝えし、その必要書類を弊事務所にて受領した日より最短3営業日でご納品が可能です!
書類丸投げでOK
総合評定値(P点)のシミュレーションには、前の章でもお伝えしましたが、有料・無料問わず様々なソフトがリリースされています。どれも便利なものですが、ソフトのインストールや初期設定・数値の入力といった作業からは逃れられません。
また、シミュレーションはできたとしても、その数値をみて、どこを改善したらいいのかを知るには多くの経験を必要とします。
これらの、時間・知識・経験といったリソースの大きくかかる作業を弊事務所にて代行いたします。
お客様にご用意いただくのは、直近3期分の
- 事業年度終了報告書(決算変更届)のコピー
- 総合評定値通知書のコピー
- 決算報告書のコピー
- 勘定科目内訳書のコピー
- 資格者の証明書コピー
です。あとは弊事務所へお任せください!
経営力向上
「経審・入札シミュレーター(経審事項審査・入札シミュレーション)」では、決算内容だけでなく、工事の受注状況などなど、建設業界特有の事情を配慮したレポートです。
そのため、このレポートをお読みいただくことで、総合評定値(P点)対策だけでなく、お客様の経営力・資金繰り改善にも役立つものとなっております。
料金は¥49,800-(消費税込)継続利用割引あり!
「経審・入札シミュレーター(経審事項審査・入札シミュレーション)」ご利用料は消費税込み49,800円でございます。業種数による追加料金はございません。
また、初回シミュレーションではお客様ごとの「クセ」をつかむ必要がありますが、2回目からはその「クセ」をつかんでいるため、スムーズにシミュレーションが可能になります。そのため、2回目以降お申込みのお客様には「継続利用割引」もご用意しております。
(※あくまで当サービスでは「分析」を目的としており、経審結果、入札格付けを保証するものではございません。予めご了承ください。)
お問い合わせ・お申込み
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