とび・土工・コンクリート工事について

こんにちは!埼玉県さいたま市中央区の行政書士、くりはらです!

今日は建設業の29業種のひとつ「とび・土工・コンクリート工事」について詳しく見ていきましょう。

とび土のイメージ画像だよ!

とび・土工・コンクリート工事とは?

27ある専門工事のひとつ。「とび・土工・コンクリート工事業」ともいいます。

※平成28年より6月より、解体工事については「とび・土工・コンクリート工事」より独立して「解体工事」となり、解体工事のみを行う場合には「解体工事」の許可が必要となりました。
そのため、現行の「とび・土工・コンクリート工事」の許可で解体工事を行っている建設業者等を考慮して、「解体工事」許可取得へ経過措置が採られています。

解体工事業新設にかかる経過措置について日本一わかりやすく解説してみた

2016.12.21

とび・土工・コンクリート工事の概要

「とび・土工・コンクリート工事」の許可は、他の専門工事と比べて、非常に広い範囲の業務をカバーしているのが特徴です。土木工事系の会社さんはこの許可はなくてはならないでしょう。
以下が「とび・土工・コンクリート工事」が射程としている工事となります。

  1. 足場の組立、機械器具・建築資材等の重量物の運搬配置、鉄骨等の組立てを行う工事
  2. くい打ち、くい抜き及び場所打ちぐいを行う工事
  3. 土砂等の掘削、盛上げ、締固め等を行う工事
  4. コンクリートにより工作物を築造する工事
  5. その他基礎的ないしは準備的工事

とび・土工・コンクリート工事の例

  1. とび工事、ひき工事、足場等仮設工事、重量物の揚重運搬配置工事、鉄骨組立工事、コンクリートブロック据付け工事
  2. くい工事、くい打ち工事、くい抜き工事、場所打ちぐい工事
  3. 土工事、掘削工事、根切り工事、発破工事、盛土工事
  4. コンクリート工事、コンクリート打設工事、コンクリート圧送工事、ブレストコンクリート工事
  5. 地すべり防止工事、地盤改良工事、ボーリンググラウト工事、土留め工事、仮締切り工事、吹付け工事、法面保護工事、道路付属物設置工事、屋外広告物設置工事、捨石工事、外構工事、はつり工事、切断穿孔工事、アンカー工事、あと施工アンカー工事、潜水工事

とび・土工・コンクリート工事の許可業種区分の考え方

  1. 「とび・土工・コンクリート工事」における「コンクリートブロック据付け工事」並びに「石工事」及び「タイル・れんが・ブロック工事」における「コンクリートブロック積み(貼り)工事」間の区分の考え方は、
    根固めブロック、消波ブロックの据付け土木工事において規模の大きいコンクリートブロックの据付けを行う工事、プレキャストコンクリートの柱、梁等の部材の設置工事等が「とび・土工・コンクリート工事」における「コンクリートブロック据付け工事」である。
    建築物の内外装として擬石等をはり付ける工事や法面処理、又は擁壁としてコンクリートブロックを積み、又ははり付ける工事等が「石工事」における「コンクリートブロック積み(張り)工事である。
    コンクリートブロックにより建築物を建設する工事等が「タイル・れんが・ブロック工事」における「コンクリートブロック積み(張り)工事」であり、エクステリ工事としてこれを行う場合を含む。
  2. 「とび・土工・コンクリート工事」における「鉄骨組立工事」と「鋼構造物工事」における「鉄骨工事」との区分の考え方は、鉄骨の製作、加工から組立てまでを一貫して請け負うのが「鋼構造物工事」における「鉄骨工事」であり、既に加工された鉄骨を現場で組み立てることのみを請け負うのが「とび・土工・コンクリート工事」における「鉄骨組立工事」である。
  3. 「プレストレストコンクリート工事」のうち橋梁等土木工作物を総合的に建設するプレストレストコンクリート構造物工事は「土木一式工事」に該当する。
  4. 「地盤改良工事」とは、薬液注入工事、ウエルポイント工事等各種の地盤の改良を行う工事を総称したものである。
  5. 「とび・土工・コンクリート工事」における「吹付け工事」とは、「モルタル吹付け工事」及び「種子吹付け工事」を総称したものであり、法面処理等のためにモルタル又は種子を吹付ける工事をいい、建築物に対するモルタル等の吹付けは「左官工事」における「吹付け工事」に該当する。
  6. 「法面保護工事」とは、法枠の設置等により法面の崩壊を防止する工事である。
  7. 「道路付属物設置工事」とは、道路標識やガードレールの設置工事が含まれる。
  8. 「とび・土工・コンクリート工事」における「屋外広告物設置工事」と「鋼構造物工事」における「屋外広告工事」との区分の考え方は、現場で屋外広告物の製作、加工から設置までを一貫して請け負うのが「鋼構造物工事」における「屋外広告工事」であり、それ以外の工事が「とび・土工・コンクリート工事」における「屋外広告物設置工事」である。
  9. トンネル防水工事等の土木系の防水工事は「防水工事」ではなく「とび・土工・コンクリート工事」に該当し、いわゆる建築系の防水工事は「防水工事」に該当する。

とび・土工・コンクリート工事の専任技術者の資格要件(一般・特定)

マーカーの部分は特定建設業の専任技術者となれる資格を指します。

建設業法(技術検定) 一級建築機械施工技士
二級建設機械施工技士
一級土木施工管理技士
二級土木施工管理技士(土木・薬液注入)
一級建築施工管理技士
二級建築施工管理技士(躯体)
技術士法(技術士試験) 建設・総合技術監理(建設)
建設「鋼構造物及びコンクリート」・総合技術監理(建設「鋼構造物及びコンクリート」)
農業「農業土木」・総合技術監理(農業「農業土木」)
水産「水産土木」・総合技術監理(水産「水産土木」)
森林「森林土木」・総合技術監理(森林「森林土木」)
職業能力開発促進法(技術検定) 型枠施工(2級の場合は実務経験3年・平成15年以前の合格者は1年)
とび・とび工(2級の場合は実務経験3年・平成15年以前の合格者は1年)
コンクリート圧送施工(2級の場合は実務経験3年・平成15年以前の合格者は1年)
ウェルポイント施工(2級の場合は実務経験3年・平成15年以前の合格者は1年)
民間資格 (認定証明書)地すべり防止工事士 実務経験1年
(合格証書)基礎ぐい工事

とび・土工・コンクリート工事業の技術者の学歴

  1. 土木工学に関する学科
  2. 建築学の関する学科

 

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