こんにちは!埼玉県さいたま市中央区の行政書士、くりはらです。
先日、とってもうれしいことがありまして…
それは…
「官公需適格組合の証明」が取得できました!
この「官公需適格組合の証明」ですが、詳しく書くと長くなってしまうので別にまとめようと思いますので、ここでは簡単に説明するにとどめます。
官公需適格組合とは?
中小企業の組合(事業協同組合→建設業協同組合など)の中でも、官公需の受注に積極的で、その受注した契約を誠実に履行できる体制が整備されている組合であることを中小企業庁(経済産業局・沖縄総合事務所)が証明する制度です。
つまり、建設業でいうと、組合で入札に積極的に参加して、『我々は、施工・施工監理・品質管理をしっかりできる組織ですよ~』っていうことを中小企業庁に証明してもらう制度をいいます。
どんなメリットがあるの?
こちらも詳しくは別にまとめますが、いちばん大きなメリットは「入札参加資格の格付け」への影響です。
今年、埼玉県では2年に1回の入札参加資格審査が行われます。この審査により、2019年度・2020年度の入札での格付けがされることになります。
この格付けをする際に必要となるのが「経営事項審査(経審)の点数【P点】」です。
この点数(P点)を元に埼玉県やさいたま市、各地方公共団体はそれぞれ独自に格付けをします。
この「格付け」を決める際に、「官公需適格組合の証明」をもっていると、組合単独の経審の結果だけでなく組合員(最大5社)の完成工事高や技術職員数などを合算して計算することができます。
(※地方公共団体により、「官公需適格組合の証明」を利用した格付け審査を行っていないこともあります。)
つまり、この制度を利用することで組合全体の総合力で格付けの審査を受けることができ、組合単独で審査を受けるよりも高い評価点を得ることができます!
と、これだけでもスーパーメリット大文字焼きではありますが、最初にも書きましたとおり、「官公需適格組合の証明」については別記事で詳しく書きますので、このあたりにしておきます。
ともかく、官公需適格組合の証明、取れてよかった~!
最初にWEBから相談をいただいたときには、僕自身もこの制度をよく理解しておらず、どうしたものかと支部長に相談をさせていただきました。組合関係の案件に明るい先輩をご紹介いただき、手取り足取り教えていただきました。
(心のなかで「師匠」と崇めています。)
こうやってたくさんのスゴイ人に知り合ったり、お客さまと一緒に喜んだりできるっていいな~と思います。
独立してよかった、と思える瞬間ですね。
これからもたくさんそんな時間を経験できるように色々なことにチャレンジしていこうと思います。